1年生が通学班で始めて歩いてくる日です。6年生がお迎えに行ってくれたので安心です。ありがとう。
靴箱では、お姉さんたちが入れる場所を探してくれていました。
教室では、カバンの中身を出し、机に入れ、カバンをロッカーに入れ、椅子に座ります。雨具があれば、それも干していきます。
一つ一つを1年担任がていねいに教えていきます。
1年生は、1日が終わったら、ぐったりでしょう。今日も早く寝てくださいね。
入学式の準備の日、6年生の男の子と階段でばったり会いました。
私「おつかれさま」
子「あ、校長先生、おはようございます」
私「おはよう」
子「新しい担任の先生、誰になるかなあ・・・。楽しみです」
私「そうだね。始業式の日にわかるから、楽しみにね」
子「はい。あっ、校長先生、新しい校長先生は、誰になるのですか?」
私「・・・あ、私です・・・今年1年は・・・ちなみに、教頭先生も一緒だよ」
来年は、代わります(笑)
今日は入学式。保護者の方々、たくさんの地域の方にお越しいただき、盛大に開催することができました。ありがとうございました。
6年生の歓迎の言葉です。
『新入生のみなさん、ご入学おめでとうございます。小学校には楽しいことがあります。5月は運動会。心を一つにしたダンス、応援合戦を頑張りましょう。僕は、1年生のダンスがとても楽しみです。みんなで優勝を目指して頑張りましょう。6月には水泳が始まります。水遊びや、もぐりっこで楽しんでください。9月には遠足があります。遠くまで歩きますが、お弁当を食べたり、友達を一緒に遊んだりする時間は楽しいです。2月には、マラソン大会があります。かけっこよりも長く走ります。練習も楽しくなります。
宇和町小学校には、大切な言葉があります。それは、「自主独立の道をゆく」です。自分でできることは自分でやるということです。学校生活の中で僕たちが手本を見せるので、一緒に行動していきましょう。』
立派な歓迎の言葉でした。
今日は修業式。代表の人たちが、頑張ったことを発表しました。
1年生
『私が1年生になって一番うれしかったことは、友達がいっぱいできたことです。はじめは、友達ができるかな、と不安だったけど、いろんな園から来たみんなと、すぐに仲良くなれました。
がんばったことはたくさんあるけど、一番は、発表です、今では大きな声で言えます。参観日でも、手を挙げて発表して、お父さんとお母さんに、えらかったね、と褒めてもらいました』
4年生
『僕が頑張ったことの一つに、そろばんがあります。2年生の頃から習い始め、3年間頑張ってきました。4年生までに1級を取ることが僕の目標でした。そのために、僕は、そろばん検定までの間、必死で毎日練習をしました。検定の日は、とても緊張したけど、頑張ってきた力を出し切ることができました。合格が分かったときは、本当にうれしかったです。目標に向かって頑張ることの大切さがわかりました。』
5年生
『私が頑張ったことは三つあります。一つ目は、マラソン大会です。スタートの前は緊張で足が震えました。でも、一生懸命走り切って,結果は、5年生で2位でした。二つ目は、漢字の勉強です。漢字テストや漢字検定があったので、コツコツ練習しました。5年生までの漢字は、もうばっちりです。三つめは、児童会役員選挙の応援演説です。とても緊張しましたが、自信がつきました。』
それぞれが、目標に向けてがんばった1年間でした。
来年も、自分自身の「自主独立の道」を歩んでください!
本年も、大変お世話になりました。これで、今年度の学校日記は終了です。来年度の開始は、4月8日(月)の予定です。
式辞
ここに、2枚の写真があります。私が小学校卒業式の写真です。場所は、古い正門の前。ここには、木で作った校舎がありました。私は、まだ背が低かった。隣に私の母親がいます。そのまた隣には、友達が一人と、そのお母さんです。お母さんたちは、着物を着ています。そういう時代でした。
みんなも、この式の後、いろいろなところで写真を撮ることでしょう。そして、その写真を、今晩、家で見ることでしょう。 その時に、みんなにやってほしいことがある。感謝の言葉を伝えて欲しいのです。
お家の人に、「ありがとう」と。「今まで育ててくれてありがとうございました」と言ってください。言うのが恥ずかしかったら、文字でもいい。「ありがとう」と書いて渡したらいいんです。 わたしも、小学校の時、お家の人に言いました。
でも、この時に、伝えられなかった人がいます。私の祖父、おじいさんです。この卒業式の1年前に病気で亡くなりました。優しい祖父でした。もしかしたら、みんなにも、そういう人がいるかもしれない。その時は、仏壇があったらその前で手を合わせて、仏壇がなくてもいい。そっと手を合わせてね、「私は小学校を卒業しました。4月からは中学生です。今まで見守っていただき、ありがとうございました」こんなふうに、感謝の言葉を伝えてください。
一つの区切りです。このたった五文字の言葉で、家族はうれしいのです。今まで一生懸命に育ててきた。子供を育てるということは苦労もたくさんある。でも、この言葉で、苦労がすーっとなくなるんです。感謝の言葉を言うことができて初めて、みんなは一つ大人になる。中学生になる。
保護者の皆様、お子様のご卒業、誠におめでとうございます。卒業生の入場してくる顔を見ながら、我が子が生まれてきたときのことをいつも思い出します。病室に差し込んできた日差し、生まれてきたときのか細い産声、生まれてきた我が子を見て涙を流す妻、そして、ぎゅっと握った小さな手。そんな我が子が、こんなにも大きくなった。うれしかったこともあったことでしょう。また、悩んだ日々もあったことでしょう。でも、今日、子供たちは立派に卒業します。その子育てでよかったのです。子供たちには、未来がある。未来しかない。卒業生には、この小学校生活を思い出すことがないくらい、もっと楽しく、もっと充実した生活を送ってほしいと思います。
ご卒業、本当におめでとうございます。
終わりになりましたが、ご来賓の皆様、また、地域の皆様、本日ご臨席を賜り、令和5年度の卒業式を、このように盛大に挙行できますこと、大変うれしく、感謝申し上げます。73名の子供たちが健やかに育ちますように、これからも温かく見守り続けていただきますようお願い申し上げまして式辞といたします。
令和6年3月22日
宇和町小学校長 西川 浩司
卒業式が近いので、今日も6年生。
「もーいーかーい」
なんともかわいい声が聞こえてきます。かくれんぼをしていました。植木の陰に隠れる人、木に登って隠れる人、開明が森に隠れる人、いろいろでした笑
結構隠れるところ、あるもんです。
「みーつけた!」 あ、どうやら、見つかってしまったようです。
缶蹴りも面白いですよ。
子供の頃、よくしていました。鬼がずっと続いて泣き出す下級生がいました。「泣くなやー・・・」となぐさめ、でも、次、おもいっきり缶を蹴って、また泣かしたり・・・。今考えたら、ひどいもんです。
でも、泣きながらみんなよく遊んでいました。子供は、子どもの世界があったのです。
今も、昼休みや放課後、ときどき、遊びながらも泣いている子がいますが、それでも一緒に遊んでいます。
こればかりは、昔も今も変わりませんね。大人があまり入りすぎてはいけない、子供にとって大事な世界であり、時間です。
先週末に、6年生から挑戦状が届けられていました。
『内容 ドジボール 3月18日(月)の昼休み1時5分~
先生方へのメッセージ
ぜひ私たちと真剣勝負をしてください。絶対勝てる(?)ので、来られる先生はぜひ参加して(逃げないで)ください。
ハンデは、(先生の)給食をたくさん、もりもり食べて、おなかをいっぱいにして、給食が終わったらすぐ来ることです。
ルール(先生用)
・サッカーは、本気で走らないこと(ほどほどに)』
これは受けないわけにはいかないでしょう。
先生チーム 11人で勝負しました。
拮抗した勝負となりましたが、先生チーム2点、6年生チーム1点で、先生チームの勝ちでした! (先生たち、本気で走っていました 笑)
今年度も後少しとなりました。
5年生の松組と花組は、お楽しみ会かな? 合同体育でサッカー大会です。
運動場いっぱいに広がって、楽しそうにボールを追いかけていました。みんな元気、元気。休む間もなく、走り回っていました。
今日の昼休みは、6年生VS職員室の先生で、球技大会です。
晴れているから、サッカーですね。
6年生たちから、挑戦状が送りつけられましたから、受けて立たないわけにはいけません。若い先生たち、がんばれ!
え? 私?
私は写真を撮る係なので・・・ときどき参加します。
昼休みは、6年生と一緒に遊ぶ時間です。
今日は、しっぽ取りです。
ズボンやスカートにはさんだしっぽを、6年生に取られないように逃げるのです。
範囲は、広い広い運動場全部! さあ、逃げろー!!
自分の小学校の頃を思い出しました。低学年の頃、6年生にあこがれの人がいました。男の子、女の子、両方です。とても優しくて、よく笑っている先輩たちでした。
低学年のくせに、高学年の子が好きで、いつも周りに寄っていたと思います。
今日遊んでいる低学年や中学年の子たちの記憶にも、きっと今の6年生との遊びなどが残っていくんだろうな・・・と思った昼休みでした。
1時間目、6年生だけの、卒業式の練習。
入場~卒業証書授与~記念品贈呈~記念品授与まで。
歩く姿、礼をしている姿、返事をしている姿・・・
その一つ一つを見ていると、「ああ、この子たちは、とうとう卒業するんだなあ・・・」と少し寂しくなりました。
小学校の頃をずっと思い続けてほしい反面、それさえも忘れるほど楽しい生活を送ってほしい思いもあります。
6年生担任にとって、1年のうちで一番感傷的になる季節です。